まず最初に、院内システムや検査の基礎知識、手順について学んでいただきます。先輩看護師が指導係として付き添い、丁寧に指導いたします。

ご自身の可能なペースで問題ありませんので、業務内容をしっかり習得していってください。少しずつ知識や技術を身に付けながら現場に慣れていただく期間です。

段階的に専門的な業務を学んでいただきます。機器に関する知識だけでなく、患者様への言葉遣いや医師の補助、コスト管理などについても学んでいただきます。

院長や医師をはじめ、全てのスタッフが疑問や確認事項にいつでもお答えしますので安心して業務に取り組んでください。

治療に関わる幅広い技術を徐々に習得していただきます。鎮静後の回復判断といった、患者様の安全に直接反映する重要な業務ですので、この3か月間で積極的に多くの患者様に接していきましょう。確実に知識を定着させられるよう、全力でバックアップいたします。

この6か月間は、指導係の付き添いなしで内視鏡補助や治療の介助ができるように、ご自身で業務を確立していく期間です。細分化された業務項目ごとに指導係が習得度を評価し、基準をクリアした方から独立して業務を行っていただきます。

いざ一人で行うとなると、さまざまな不明点が出てくると思いますので、今のうちにどんどん質問してください。

内視鏡検査業務の習得が完了したら、次は資格の取得を目指します。数多くの細かい知識を定着させるとともに、マニュアルや発表会資料の作成など、担当業務が増え、専門性を伴う責任ある任務をこなしていただきます。

日常業務と並行して資格の勉強を続けることは大変ですが、非常にやりがいがあります。

すでに看護師業務が一通りこなせる状態ですので、スタッフへの指導・教育を担当していただきます。新人スタッフの指導書作成や業務達成度の評価といった、本来の看護業務にとどまらず、クリニックの運営全体にも関与していきます。

業務における新たな提案があれば、主体的に意見を伝えてください。また、内視鏡技師の資格を活かし、業務改善やスタッフへのアドバイスを進んで行ってください。共にクリニックを成長させていきましょう。

当クリニックの診断・検査の概要を学んでいただきます。朝のPC 起動や検査着の準備、予約の確認など、できることから意欲的に関わっていただきます。マニュアルもありますので、休憩時間に見直すこともできます。

もちろん、初めは指導係の先輩スタッフがサポートしますので、経験のない方もご安心ください。分からないことがあったら、遠慮せずすぐに質問してください。

診療や各検査に応じた受付業務を覚えていただきます。患者様の状況やご希望に沿った対応ができるよう、あらゆるケースを指導係とともに経験していただきます。

接遇のスキル・マナーの向上も、クリニックの顔として重要です。会計業務についても、徐々に担当できるようにしていきます。

診療報酬の仕組みや種類、点数などについて学び、少しずつ請求業務の概要を理解していただきます。指導係が丁寧にレクチャーしますので、分からないことがあれば何度でも聞いてください。

積極的に書類の記入も行い、一定の事務処理ができるレベルを目指しましょう。

医療事務の重要な業務の一つであるレセプト業務をしっかりと身に付けていきます。レセプト業務は、請求情報の入力や医療記録との照合など、正確性が求められる業務ですが、根気強く取り組むことで必ず習得できます。

また、検査や診察のサポートも学び、円滑な診療を支える役割を担っていただきます。一方、基本的な内視鏡検査や市の検診などのルーティン業務については、補助なしでも一人で対応できるようになります。

段階を追ってさまざまな請求業務を経験しながら、レセプト業務全般を会得していただきます。受付業務については、後輩の指導もできるレベルになります。

看護助手として検査に特化した技術も身に付け、スキルを磨いていきます。さらなる成長を望む方は、資格取得支援制度をご活用ください。

請求業務を完全にお任せできるレベルに到達していただきます。看護助手としての業務全般も理解しており、すでに習得した受付業務を活かして、新人スタッフへの指導もできる状態です。

徐々にスタッフの管理やクリニック運営の視点を持ちながら業務を遂行し、チームをまとめるリーダーとして活躍していただきます。マニュアルの見直しや業務改善につながる提案などを通じて、積極的にチームマネジメントに関わっていきましょう。